身体に痛みなどの症状が出てから医者に駆け込み、検査の結果異常が見つかり薬をもらって治療する。これが西洋医学の一般的な考え方だと思います。
一方、症状は出ていても検査で引っかからない、症状は出ないけどそのままにしておくと病気になる等、「健康な状態」と「病気の状態」の間に、「未病の状態」という状態がある。
調べてみると、「自覚症状はないが検査すると異常と診断される状態」を西洋医学的未病といい、「検査では異常が無いが自覚症状がある状態」を東洋医学的未病というそうだ。
*NPO法人 未病リサーチスクエア協会HP参照
この東洋医学では未病の段階で身体の不調を治していくのが最も良い治療法であると考えられているようだ。未病を治す東洋医学の基本は、心身全体の調和を計り、生体防御能や自然治癒力を高めることで、それらが病気の予防法の原則と言えるとのこと。
*大和薬品株式会社「未病を治す」は全ての病気の予防の原則 より
胃腸の未病の状態を考えてみる
夏熱い日々が続くと、冷たい飲み物を一気に飲んでしまったり、アイスクリームのようなものをたくさん食べることが多くなり、胃腸の調子を崩したりする。
40代を過ぎてくると、胃腸の薬が手放せないという人も多く聞く。医者から定期的に1か月分の胃腸薬をもらってずーっと飲んでいて、これを辞めると不調になるのでやめられない。
飲み会では気が付かないうちに大量にアルコールを飲んでいて、夜や次の日が辛い。また、数日胃腸の調子が悪かったりする。飲む前に飲める二日酔い予防の薬はないか?
年を重ねてくると、油っぽいものや甘いものを食べると、その後胃酸が出てしまい、胸やけや胃もたれなど不調になることが多くなり、和食のようなさっぱりした物を食べるようになったりする。
胃腸の老化や体質というのもあるだろう。しかし、逆に年を重ねても健康に肉やてんぷらを食べてもなんともない人もいる。
病院に行って検査をしても特に胃炎などもなく、数値も正常で、原因が分からないことも多い。
その日少し食べ過ぎたり、脂っこいものを多く食べたり。或いは、冷たいものやアルコールをたくさん飲んだり。ストレスをずっと感じていて発散せずにいたり。。「胃腸が不調になりそう」、或いは「不調である状態」のうちに、予防として先に胃腸薬を飲んで整えておくことができれば、長引く不調になる前に未病から健康な状態の方へ戻せる可能性があります。
「未病」のうちに「健康」に戻す。「予防する」。年に一回の定期健診での結果で異常が無いことを確認することも予防の一つの対策になりますが、自分の身体は自分が一番感じることができるので、適宜打ち手を打つ。予防として胃腸薬を飲んで自分の胃腸を整えておくことが、健康の維持につながるのではと考えます。
未病と漢方薬の関係とは
漢方医学(漢方薬)と西洋医学(西洋薬)の主な特徴に比較について、漢方のツムラさんのホームページから以下引用する。
漢方医学(漢方薬)の主な特徴
- 自然科学的で伝統的医学である(先人の治療経験の集積)
- 心とカラダを一体としてみる(体全体の調和を図る“全人的医療”)
- 個人の体質・特徴を重視し、症状をみる(原因が特定できないものや、“未病の状態でも治療できる)
- 天然物がベースとなった生薬を皇后した「漢方薬」を使う(1剤に複数成分が含まれているため、複数の症状にも効果が期待できる)
西洋医学(西洋薬)の主な特徴
- 実証的かつ科学的である(客観的で分析されたものである)
- 器官・臓器中心に物質面を重視する(病気に対してピンポイントに治療する)
- 客観的・分析的で、その結果病名を決定する(画一された治療法を用いる)
- 一般に、精製されたほぼ純粋な薬物を用いた「西洋薬」を使う(一つの病気に対して、同系統の位置や薬の投与がなされる)
風邪を引いて、のどが痛く、鼻水が出て、咳も少し出ている。といった症状でも医者に行くと、多いところでは7種類くらいの薬が出たりする。上記西洋医学の④のように一つの病気に対して1種~2種薬が出される。漢方薬の方は、1剤に複数成分が含まれているため、複数の症状にも効果が期待できるとある。また未病の状態(医者の検査で問題ない状態)の場合、予防として取り入れられるのは、漢方薬のようだ。
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◯たんとらがんの効果
弱った胃腸、長引く胃腸の不調や二日酔に
胃もたれ,胸やけ,消化不良,胃弱,胸のつかえ,食欲不振,食べ過ぎ,飲み過ぎ,
胃部・腹部膨満感,吐き気(むかつき,胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,嘔気,悪心),嘔吐に