東洋医学と西洋医学の違いとは?
現在主流な医学は西洋医学です。
西洋医学は細胞や、細菌など、科学的な根拠の上でどの病気か断定して手術や薬を投与し、身体の中の悪いものを消す医療です。
しかし、西洋医学は「なんとなく身体がだるい」などのなんとなくの症状、断定できない病気の対応を苦手としています。
東洋医学と聞いてもあまり効果を信じられないという方も多くいらっしゃいます。そこで東洋医学と、西洋医学の違いを考えてみたいと思います。
東洋医学はどんな医学なの?
東洋医学は身体の根本が弱ってしまっているとき、身体の調子をよくする医療です。
しかし、東洋医学は「ガン」など病名のはっきりした病気の対応を苦手としています。
このように西洋医学と、東洋医学はお互い得意な分野と苦手な分野が、面白いことに正反対の性質を持っているのです。
西洋医学 | 東洋医学 |
科学的な診断 | 自覚症状などから診断 |
病名がはっきりしている | 病名がはっきりしていない |
細胞・遺伝子レベルの治療 | 自律神経・免疫機構などの治療 |
長年主流となっていた西洋医学はとても発達しましたが、上記のように逆に苦手な分野があります。
西洋医学では「病気の原因をやっつけて治そう」とし、東洋医学は本来の人間の力(抵抗力や免疫力、自然治癒力等)を高めて病気の原因が存在できないようにし、原因を追い出すという考え方をしています。
そこで、最近では東洋医学と融合させた「統合医学」という医療法が普及しつつあります。
両方の医学のいいところを合わせた統合医学。
ここからは、少し詳しく東洋医学の話をしたいと思います。
東洋医学と心身一如の考え方
東洋医学は「心身一如(しんしんいちにょ)」という考え方が軸となっている医療です。
これは心身一如とは身体と精神は密接につながっているという考え方です。
「病を診る」「人を診る」両方を診る医療です。
たとえばですが、元気がない日は身体が重く感じる、イライラして何もやる気が起きない、手足の冷えなど、皆さんも経験したことはあるかと思います。
これらは見た目だけではなかなか病気と判断するのは難しいですよね。しかし東洋医学では自覚症状を重視するため、その症状合った治療を施すのです。
東洋医学では、病気の原因に心の問題が大きく関与しており、感情のバランスが崩れると各臓器の働きに悪影響を及ぼすと考えられています。
病気が再発してしまう原因としてはストレスがあげられるのは、こういった背景があります。
最近では西洋医学を勉強した医師が、東洋医学の漢方薬を処方するケースも増えてきています。
薬と漢方の違い
元気がない日は身体が重く感じる、イライラして何もやる気が起きない、手足の冷える、このような症状は自律神経やホルモン分泌などからくる症状と判断できますが、薬では根本を治すことはできません。
これらの症状は大抵自分の身体の中で自然に治るものですよね。
この「自然の状態」を東洋医学では、「恒常性(こうじょうせい)」と呼びます。
身体を自然な状態に戻すことを目的とするのがこの東洋医学の「漢方薬」なのです。
日本は高齢化社会を迎え、医療費の急増問題に頭を悩ませています。高齢になると様々な症状が出てきて、何種類もの西洋薬を服用しているお年寄りも多いようです。
一方、漢方薬は1つの薬でさまざまな症状に対応することが可能なため、服用する負担の軽減につながり、高齢化社会に適した薬と言えます。医療費削減にもなると思います。
まとめ
この年末年始や移動の多い期末、期初等、胃に負担のかかる行事が多く心配な方も多いかと思います。
じつは胃の不調にも漢方がとても有効なことはご存知でしたでしょうか?
漢方薬、和漢胃腸薬である「膽肚羅丸(タントラガン)」は七種類の自然生薬で身体の不調にじっくりと効くやさしい漢方です。
最近どうも胃や腸の調子が悪い、ストレス、飲み会、食事、便秘、冷え性などが続き心配という方、疲れ等体の不調を感じている方、
早めのケアで自然治癒力を生かし、胃や腸を整えておきましょう。この機会に一度「たんとらがん(膽肚羅丸)」を試してみてはいかがでしょうか。
足高本店、足高社長によるたんとらがんの説明
インタビュー動画: https://nexthing.jp/2018/12/10/interview/
インタビュー内容(テキスト):https://tantragan.com/6073/