「最近、風邪を引きやすい」「風邪を引くと治りにくい」と感じられておられないでしょうか?
「風邪を引いてしまい胃腸が弱くなる。」、反対に、「胃腸の不調が原因で風邪を引きやすくなる」ことがあります。
何故胃腸が不調だと、風邪が引きやすくなるのでしょうか?胃腸を強くするためのポイントについて、効果が期待できる漢方薬についてご紹介します。
風邪を引くと胃腸が弱くなるのはなぜ?
風邪を引いた時に、「胃腸に影響が出る場合」と「胃腸には影響が出ない場合」があります。
この2つの風邪は、どんな違いがあるのでしょう?
一般的に「胃腸に影響が出ない風邪」は、正式名称を「かぜ症候群」といい、なんらかのウイルス感染により鼻や喉などの上気道に炎症が起こった状態のことを指します。
一方、「胃腸に影響が出る風邪」は正式名称を「感染性胃腸炎」といい、鼻や喉ではなく胃腸がウイルスに感染している状態を指します。
どちらとも、発熱や倦怠感、他者へ感染するなど共通点が多いため「風邪」と一括りにされていますが、風邪を引くと胃腸が弱るという方は「感染性胃腸炎」の可能性があります。
胃腸が弱っていると風邪を引きやすくなる?!
人間の身体には、生まれつき免疫力が備わっており、「ウイルスや細菌の侵入を防ぐ」免疫と、「侵入した(感染した)ウイルスや細菌と戦う」免疫が存在します。
免疫細胞は全身に分布していますが、全体の6割から7割ほどは腸に存在すると言われています(「胃腸の不調が体調不良の原因?!免疫力と胃腸の関係」を参照)。腸に多くの免疫細胞が集中しています。それが胃腸を強くすることは、免疫力の強化に大きく貢献するを言われている理由です。
胃腸が弱っている原因は人それぞれですが、一般的に「身体の冷え」や「ストレス」、「生活習慣の乱れ」などが原因で抵抗力が弱っていることが考えられます。
そして、抵抗力が下がればウイルスに感染する可能性が高まるので、風邪を引きやすい状態になってしまいます。
また、暴飲暴食などによって、胃腸が正常に働かなくなると体外に毒素を排出がしづらくなり、これが原因となり風邪を引くケースもあります。
このことから、胃腸が弱く風邪を引きやすい方は、まずは胃腸の調子を整えることが風邪予防につながるとも言えるでしょう。
風邪や胃腸の不調には漢方薬を!
風邪は主にウイルスの感染によって、のどや呼吸器に炎症が起きるものですが、今のところウイルスを退治する薬はなく、熱や咳などの症状を抑える程度で、風邪を根本的に治すのは難しいとされています。しかし、一定の期間を過ぎれば治るため、安静にして、栄養や水分をとりながら症状を抑えて治していきます。
一方、実は風邪は漢方薬の得意分野で、症状を抑えるとともに、抵抗力を高め、風邪を根本から退治する効果があるとされています。
漢方治療の場合、例えば発熱は体温を上げてウイルスの増殖を防ごうとする反応と考えてあえて抑えず、熱が低い場合は発熱を促す処方をしたりあします。風邪のひき始め、治りかけなど薬を使い分けます。
本サイトのコラム、「胃腸の不調が体調不良の原因?!免疫力と胃腸の関係」でも記載していますが、免疫力は胃腸の活動とも連動していて、内臓が冷えて免疫力が低下すると胃腸の調子も悪くなる特徴があります。体温が1℃下がると白血球の活動力がおよそ3割も低下すると言われ、これに伴って胃腸の働きも低下してしまいます。
風邪を引きやすい、治りにくいという方には、免疫力を高める、つまり内臓を温め、胃腸の働きを良くすることが必要です。
漢方薬は一般的に副作用が少ないことでも知られているほか、症状別に生薬を使い分けることできるので、ひとりひとりの症状に合わせた効果が期待できます。
さらに、漢方薬には眠くなる成分が入っていませんので、日頃から「風邪予防」や「胃腸の調子を整える」など、目的に合わせて習慣的に飲むことにも適しています。
症状別で選ぶ胃腸の調子を整える生薬
ここでは、症状ごとに最適な生薬について紹介していきます。
感染性胃腸炎・ストレスによる胃弱にはコウジン末がおすすめ
感染性胃腸炎は主に、「ノロウイルス」「ロタウイルス」などが原因で発症し、下痢・腹痛・嘔吐・発熱などの症状が起こります。
コウジン末とは、高麗人参をそのまま粉末にした生薬です。
高麗人参には「サポニン」という成分が含まれており、この成分は「抗菌・殺菌作用」があり感染症性胃腸炎に有効に働きかけます。
このことから習慣的にコウジン末を服用すれば、風邪やインフルエンザの細菌やウイルスに負けない免疫力をつけることに役立ちます。
その他にも、コウジン末は抗ストレス作用がありストレスに負けない胃に促進してくれるので胃弱の方にもおすすめです。
もともと胃腸が弱く風邪を引きやすい方はカンゾウエキスがおすすめ
カンゾウエキスには「グリチルリチン」よいう成分が含まれています。グリチルリチンには抗炎症作用や胃酸分泌抑制作用があり、胃炎の修復に有効なため胃の健康状態を保つことに役立ちます。日頃から「胃のむかつき」や「胃痛」などに悩まれている方におすすめです。
暴飲暴食の胃弱による体調不良にはセンブリエキス・オウバク末がおすすめ
センブリエキスは、日本で古くから使われてきた薬草で、苦みがあることが特徴的です。
このセンブリエキスの苦味成分には、消化液の分泌を促進し「胃部腹部膨満感」や「消化不良」などに効果があります。そのため、食べ過ぎ、飲み過ぎ、二日酔いなどに最適です。
また、オウバク末は、整腸薬として日本で古くから親しまれている生薬です。
オウバク末は主成分に「ベルベリン」が含まれ、消炎作用があり、胃のむかつきや胸やけに効果を発揮します。また、消化不良、食べ過ぎ、飲み過ぎにも有効なので、暴飲暴食などの生活習慣病の乱れによる胃の不調の改善に役立つでしょう。
風邪と胃腸のどちらにも効果的な「たんとらがん」
風邪を引くと胃腸が弱ったり、胃腸が弱ると風邪を引きやすかったりと、風邪と胃腸の調子は関係性が高いものであると言えます。
そのため、これらの不調に悩まれている方は、漢方薬をおすすめします。漢方薬は病院で処方される西洋医薬品のように即効性は望めませんが、体にじっくりと効くことで体質改善や予防につなげることができます。
胃腸の調子を整える漢方薬に使われる生薬は、さまざまな種類がありますが、前述したような胃腸に働く生薬が含有しているものを選ぶと良いでしょう。
和漢健胃薬の「たんとらがん」は、「コウジン末」「カンゾウエキス」「センブリエキス」「オウバク末」とその他、「ケイヒ末」「ユウタン」「ギュウタン」の7種類を各特長を生かしたバランスで配合しています。
風邪や胃腸の調子が悪く悩まれている方は、ぜひ「たんとらがん」をお試しください。
和漢胃腸薬の「たんとらがん」は、前述したコウジン末・カンゾウエキス・ユウタンはもちろん、センブリエキス・オウバク末・ケイヒ末・ギュウタンといった7種類の生薬がバランス良く配合されているので、胃腸の調子を整え免疫力向上に働きかける作用が期待できます。
胃腸の調子を整えることで免疫力向上を目指したい方は、ぜひ「たんとらがん」をお試しください。
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